2007年05月01日

ローマ2日目 子はかすがい

ローマ2日目、
まずはオッちゃん第一希望のサンピエトロ寺院へ。


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パスクア(復活祭)イベントを控えての準備かイス!イス!イス!ステージも用意してあるし。
アメリカからの学生団体が多いのだけど、まだ肌寒いというのに短パン・Tシャツ・ゴムぞうり。
ローライズからは半分以上ケツが出ている肥満女子も居てオバちゃんはなぜかドキドキ。。。
これでは寺院の中に入れてもらえんぞ。


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調子に乗って男前も撮影♪


中は言わずもがなの荘厳振りに今回も絶句。


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時間を気にしないで見ることができるなんて♪
しかし中にもイスが〜〜〜!通路が狭いよねぇ。
途端に天井に見とれるだの横をみるだの何だので
3人がそれぞれの方向に散ろうとするけど
必死でダンゴ体制を保つ。みんなで来ると疲れる・・・。


告解用の小部屋には担当する神父さんの言語表記で
色んな国のラベルが貼られているんで我が国のも探してみたり。
見つからなかった。
何方かいらしゃるそうなんですが。


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前回は登れなかったクーポラに登る。
ボンはこういう時に楽しそう。
ちょっと曇ってるのが残念やけど、さすがに絶景。
B&Bも見える。


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これからどこに行くかを考える幸せ♪
ツアーでは無理やもんね。


お昼はオッちゃん達が早朝行ったらしいバールで
好きなお惣菜を選んで盛ってもらったプレートを外のテーブルでいただく。
結構美味くて大盛りやのに安い・・・。
ここは地元の肉体労働者が沢山来ている。
地元飯ウマイす。
ホッとするお味で腹もくちくなったんでとりあえずは散歩。
地図なしで適当に歩いてみる。


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「猫のサンクチュアリ」
TAKAさんのブログで拝見してたけど、ここやったんやなー。
すごく絵になるのに、ここの猫達は写真を撮ろうとすると背を向ける。フン!


お約束のトレビの泉も再訪。


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ボンとオッちゃんが後ろ向きにコインを投げ入れる写真を撮ったけど、何でこういうポーズはみんな口が開くんかな。
この二人のポカン口を撮影してから、おかんは意識して真一文字に口を閉めてコインを投げた。
空模様が少し怪しいんでボン念願の2階建てバスに乗って遊覧。
大人子ども関係なく一人13EURO。
1日に何度昇降してもOKで約1時間半で1周するそうな。
でも歩き疲れてたんで3人とも乗りっ放し。


ローマは道が狭くて車が多くて凸凹で歩くと倍ツカレル。
バカにしていたバスやけど、乗ってみると視点が変わるし空気も良くなる気がして意外に快適。
おのぼりさん気分を大満喫♪
乗客全員にイヤホンを配ってくれてシート脇の差込に繋ぐと英語、日本語、
イタリア語等と音声解説を聞けるようになっていた。
しかし壊れている所も多いぞ・・・。


夕方になったんでB&Bに戻ろうと64番サンピエトロ行きバスに乗るためテルミニで降りる。
このバスが混んでいる上に遅くて乗り過ごして戻るわ、雨がひどくなるわで大変やった。
夕食は昨日と同じトラットリアでと思ったのにあいにくお休み。
仕方が無いのでこれまた近くのリストランテで食べる。
食事が済んで支払いをオッちゃんに頼むと
体のあちこちをパンパンして踊ってるみたいな格好で蒼くなっている。


「財布が無い!」


三谷幸喜さんのアレみたいにまたパンパンし出す。
ストレートやなー表現がぁ、と笑ってる場合やないっす。


「すられた!」
げ・・・。中身は600EUROほどにカード、免許、日本円・・・。
ビンボー所帯の我が家には大痛手。


オッちゃんはバッグの肩掛けヒモを短くしてタスキがけにした上にブルゾンを着ていて、ジッパーも絞めていた。
妊婦ぽくて見た目は悪いけど用心するにこしたことは無いと眺めていた。
それやのに何ですられるのんかわからなくて


「え〜!どこにお財布入れてたん?」


と訊くと、何と財布はカーゴパンツの膝のポケットに入れてた・・・らしい。


「何でそんなとこに入れてるの!」


もうもう、色んな事がわしの頭に浮かぶ。


B&Bにチェックインした時にはおかみから
「スリには用心してね。私達でも油断してたらやられるんよ。」と散々言われーの、
わしの友人が昨年ローマの地下鉄で親切ごかしに近づいてきたカップルのスリにやられたりーの、
フィレンツェ在住10年の知り合いも満員バスでスリにやられてしまったりーのと
その手の話をよくしてたんで当然用心しているもんやと思ってた。


テルミニからの帰りのバスは満員の上にわしの背後には怪しい男が密着していたんで
大きな声であらためて
「スリには用心しようなー!」
て言うてわし、自分のバッグをがっつりかかえてるとこ見せたやん!
そやのに何でなん!?


・・・本人堪えてるみたいやし、
責めるまい、言うまいと心に誓って支払いを済ませて宿に戻ると
オッちゃん、開口一番


「おれ、明日日本に帰るわ」


「はぁ〜?」


「あんた、明日ルフトハンザに電話して帰れるように手配してくれる?」


何でわしがするねん。己でやらんかいと思うけど口にはできず。


「あんた去年一人で旅行したくらいやから大丈夫やろ?後はボンと楽しく旅してな。
おれなんかがこれ以上一緒におって迷惑かけたら悪いし、先に日本に帰るわ」


思いっきりネガティブな発言にわしハラワタ煮えくり返る。
これじゃ家族で来た意味ないやん。
イタリア行きたい、ローマとウンブリアを家族でゆっくり回りたいて言い出しっぺはアンタやん!
もう腹が立つやら情けないやら!
「帰るんやったら!とっとと自分で手配せんかい!」
とも思うわしはやっぱし鬼かいの。


ローマであと1日過ごしたらアッシジでShinkaiさんと会うから楽しく過ごせるとは思うなー。
別にええけどな、オッちゃん帰ってもらって
と正直そう思う。
しかし、これも口には出さない。


何とかなだめる。とにかくなだめる。
わしの思う前へ向かうために。
カード会社へはカードを止めてくれる様に連絡した、警察の電話番号の控えはメモで持ってるけど
大使館のものは無い。
免許証もやられてるんで連絡せんとあかんけど、ガイドブックをオッちゃんが持ってるんでアテにしてた。
場所やら調べたいんで見せてくれと言うと


「おれには必要無いと思って、荷物になるからちぎって日本に置いて来た」
そうか・・・絶句。


でも気を取り直して


「明日メイドさんに地図に○でもつけてもらって、
あそこのバールでお弁当でも作ってもらったらみんなでいこ。
こういうのも旅行の一環やしね。一人で行くんは心細いやろ?」


と話してるとオッちゃんは寝息をたて始めてやがて大イビキになってゆく。


わし、眠れん。


本当は
「どアホ!バカ!スカタン!クソマヌケ!ボンクラ!自己中!ガキ!・・・何で謝られへんの?」


この場合可哀想なんはあんただけか?
お金のことは仕方無いとしても、この態度はどーよ。
自分だけ帰る、迷惑な存在やからとか言うけど
その前に「ごめん」やろがっ!


言えないでいた罵倒の言葉が頭に沸いて来て沸いて来てどうしようもない。
でもわしの思い描く着地点は楽しく旅行を続けることやから
とりあえず頭の中の真っ黒なぐるぐるは絶対に言うまいと誓う。
ま、今んとこ。


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部屋に戻ったら活けてくれてたフリージア♪
色合いがとってもイタリアンやな〜。
寝られんから花を眺めてタメ息ついてたローマ2日目の夜。


3日目に続く。
posted by lan at 18:40| 兵庫 ☁| Comment(14) | 家族でイタリア♪ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする